ライブ配信の舞台は、もはや国内だけではありません。世界に目を向ければ、そこには巨大な市場と、あなたの配信を待っているたくさんの潜在的なファンがいます。語学力を活かしたい、異文化交流を楽しみたい、日本の魅力を世界に発信したい。そんなあなたのために、この記事では海外でも人気があり、無料で始められるライブ配信アプリの魅力と、具体的なおすすめサービスを10個厳選してご紹介します。世界中の人々とリアルタイムで繋がる楽しさを、ぜひ体験してみてください。
海外でも人気のライブ配信アプリの魅力とは
国内だけでなく、世界中の人々と繋がれるのが海外向けライブ配信の醍醐味です。語学力アップや、より大きな市場への挑戦など、国内アプリにはない魅力がたくさんあります。ここでは、海外でも人気のアプリで配信する具体的なメリットをご紹介します。
海外のユーザーと交流ができる
海外向けのライブ配信アプリを使えば、日本にいながらにして、世界中の人々とリアルタイムでコミュニケーションをとることができます。自分とは異なる文化や価値観に触れることは、大きな刺激となり、視野を広げるきっかけになるでしょう。コメントを通じて様々な国の人と会話をすることで、今まで知らなかった世界を知ることができます。日本の文化や日常について紹介すれば、海外のリスナーに喜んでもらえることも多く、国境を越えたファンの獲得に繋がります。
語学力の向上に活用できる
英語や中国語などの語学を学習している人にとって、海外のライブ配信は絶好のアウトプットの場となります。テキストで学ぶだけでなく、実際に海外のリスナーとコメントで会話したり、配信を英語で行ってみたりすることで、実践的なコミュニケーション能力が飛躍的に向上します。最初は単語だけでも、翻訳機能を使いながらでも構いません。間違いを恐れずに積極的にコミュニケーションをとることで、ネイティブの表現に触れ、リスニング力やスピーキング力を鍛えることができるでしょう。
ユーザーも多く、市場が拡大している
日本のライブ配信市場も大きいですが、世界に目を向ければその規模は桁違いです。数億人単位のユーザーを抱えるグローバルなアプリも多く、より多くの人々に自分の配信を見てもらえるチャンスが広がっています。市場が大きい分、多様なニーズが存在するため、ニッチなジャンルの配信でもファンを獲得できる可能性があります。国内市場で伸び悩んでいると感じる人も、海外市場に挑戦することで、新たなファン層を開拓し、大きな成功を掴めるかもしれません。
日本人ライバーの競合が少ない
海外で人気のアプリでは、当然ながら海外のライバーが大多数を占めます。その中で「日本人である」ということ自体が、大きな個性であり、強みになります。海外のリスナーにとって、日本の文化やアニメ、音楽、あるいは日本人の日常生活は非常に興味深いコンテンツです。まだ日本人ライバーが少ないプラットフォームを選べば、競合が少なく目立ちやすいため、「日本のことを教えてくれるライバー」として注目を集め、先行者利益を得られる可能性も高まります。
海外向けのライブ配信にもおすすめ！動画配信アプリ10選
それでは、具体的にどのアプリを使えば海外のユーザーと繋がりやすいのでしょうか。ここでは、世界中にユーザーがいるグローバルなアプリから、日本のカルチャーに興味を持つ外国人が集まるアプリまで、海外展開を目指すあなたにおすすめの10個のサービスを厳選してご紹介します。
BIGO LIVE
引用元： BIGO LIVE
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～20代 東南アジアでも人気 |
| 配信ジャンル | 雑談、ゲーム配信、音楽 |
| 収益化 | ○ |
| 運営会社 | BIGO Technology Pte. Ltd.（シンガポール） |
シンガポール発で、世界150以上の国と地域で展開されている超人気ライブ配信アプリです。ユーザー数は全世界で4億人以上とも言われ、多種多様な国籍のライバーやリスナーと交流できるのが最大の魅力。PK配信（ライバー同士の対決）やマルチ配信など、国境を越えて楽しめる機能が豊富です。アプリ内の翻訳機能も充実しているため、言葉の壁を感じにくく、海外のユーザーと気軽にコミュニケーションを取りたい人に最適なプラットフォームです。
17LIVE
引用元：17LIVE
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～70代 |
| 配信ジャンル | 雑談、トーク、音楽、アニマル、ゲーム |
| 収益化 | あり |
| 運営会社 | 17LIVE株式会社 |
台湾発で、特にアジア圏で絶大な人気を誇るライブ配信アプリです。日本でもトップクラスの知名度ですが、海外にも多くのユーザーを抱えており、グローバルな活躍が期待できます。定期的に開催される豪華なイベントは、海外のユーザーも参加する大規模なものが多く、入賞すれば世界的に知名度を上げるチャンスもあります。クオリティの高い配信を目指し、アジア市場を中心に世界へ挑戦したい人におすすめです。
ツイキャス
引用元： ツイキャス
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～20代 |
| 配信ジャンル | ゲーム実況、歌、雑談、お絵かき |
| 収益化 | あり |
| 運営会社 | モイ株式会社 |
日本発のアプリですが、その手軽さとシンプルな機能性から、海外にも利用者が多いのが特徴です。特に日本のカルチャーやアニメに興味を持つ海外の若者層に利用されている傾向があります。特別な設定なしで気軽に始められ、配信時間にも制限がないため、自分のペースで海外のリスナーとの交流を試してみたいという初心者の方にもぴったり。まずは海外の反応を見てみたい、という最初のステップとして活用するのも良いでしょう。
Mix Channel（ミクチャ）
引用元：Mix Channel
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10代（女子中高生）～25歳前後の女性 |
| 配信ジャンル | ファッション、ゲーム、雑談、料理、ゲーム実況、音楽、カラオケ |
| 収益化 | ○ |
| 運営会社 | 株式会社DONUTS |
日本の若者、特に10代に人気のライブ配信アプリです。モデルやアイドルのコンテストイベントが頻繁に開催されるのが特徴で、日本のポップカルチャーや「カワイイ文化」に興味を持つ海外のファンが集まりやすい環境です。ダンスや歌などのパフォーマンスを配信し、将来的に海外でも活躍したいと考えている人にとっては、アジア圏のファンを獲得する足がかりになる可能性があります。日本のトレンドを発信したい人におすすめです。
Pococha
引用元：Pococha
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 20代を中心に10～30代 |
| 配信ジャンル | 雑談、音楽、カラオケ、など幅広いジャンル ゲーム配信×、バーチャルキャラクター配信× |
| 収益化 | あり |
| 運営会社 | DeNA |
国内での人気が非常に高いアプリですが、日本のライバーとの丁寧なコミュニケーションを楽しみたいという海外のファンも存在します。特にPocochaの「ファミリー」というファンコミュニティ機能は、ライバーとリスナーの絆を深めるのに最適で、海外の熱心なファンと密な関係を築くことができます。海外ユーザーの比率は高くありませんが、日本の文化やきめ細やかな交流に興味があるニッチな層にアプローチしたい場合に有効な選択肢です。
YouTube
引用元：Youtube
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～70代 |
| 配信ジャンル | 雑談、ゲーム実況、音楽、カラオケなど |
| 収益化 | 〇 |
| 運営会社 |
言わずと知れた世界最大の動画プラットフォームであり、そのライブ機能「YouTube Live」も非常に強力です。全世界にユーザーがいるため、配信内容や言語次第で、あらゆる国の人々にアプローチできます。ライブ配信の映像がそのままアーカイブとしてチャンネルに残り、資産として蓄積されていくのが最大の強み。ゲーム実況や専門的な知識を教える配信など、後からでも価値が薄れないコンテンツを発信し、世界中にファンを広げたい人に最適です。
引用元：Instagram
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～30代 |
| 配信ジャンル | 雑談、音楽、ファッション、美容 |
| 収益化 | 〇 |
| 運営会社 | Meta社 |
写真や動画がメインのSNSですが、「インスタライブ」機能を使えばフォロワーに対して手軽にライブ配信ができます。全世界で数十億人のユーザーを抱えており、ハッシュタグなどを活用すれば、海外のユーザーにも自分の存在を知ってもらうことが可能です。普段の投稿で自分の世界観や興味を発信し、ライブでフォロワーと直接交流するという流れが作れます。既に海外のフォロワーがいる人や、ビジュアルで日本の魅力を伝えたい人におすすめです。
REALITY
引用元： REALITY
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 若年層、海外ユーザーが8割 |
| 配信ジャンル | 雑談、寝落ち、ゲーム、ダンス、音楽、カラオケ、コスプレ |
| 収益化 | あり |
| 運営会社 | REALITY株式会社 |
スマートフォン一つで簡単に自分だけの3Dアバターを作成し、Vライバーとして活動できる日本発のアプリです。日本の「VTuberカルチャー」は海外でも非常に人気が高く、REALITYも積極的に海外展開を進めており、多言語に対応しています。顔出しせずにキャラクターとして世界中の人々と交流したい、日本のポップカルチャーを武器に活躍したいという人にぴったりのプラットフォーム。国境を越えたバーチャルイベントも頻繁に開催されています。
21LIVE
引用元： 21LIVE
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～30代 |
| 配信ジャンル | 雑談、音楽、カラオケ |
| 収益化 | ○ |
| 運営会社 | 株式会社エムアンドティーティー |
比較的新しい日本発のライブ配信アプリですが、シンプルな操作性とアットホームな雰囲気が魅力です。サービス開始当初から海外展開も視野に入れており、今後のグローバルな成長が期待されます。まだ大手アプリほどライバルが多くないため、今から始めておけば、将来的に海外ユーザーが増えた際に、先行者として有利なポジションを築ける可能性があります。新しいプラットフォームで、ファンと一緒に成長していきたいという人におすすめです。
ミコライブ
引用元：ミコライブ
| 利用料金 | 無料（アプリ内課金あり） |
| 利用者層 | 10～20代 |
| 配信ジャンル | 雑談、ゲーム実況、音楽、カラオケ |
| 収益化 | 〇 |
| 運営会社 | Gogaku株式会社 |
全世界でサービスを展開しているグローバルなライブ配信アプリです。特にアジア圏や中東での人気が高いと言われています。海外のライバーやユーザーが多く、異文化交流を存分に楽しめる環境です。アプリ内のイベントもグローバルな視点で開催されるものが多く、世界中のライバーと競い合いながら自分の実力を試すことができます。BIGO LIVE同様、本格的に海外市場で活躍したいと考えている人に適したアプリです。
まとめ
この記事では、海外でも人気のライブ配信アプリの魅力や、おすすめのサービスをご紹介しました。最後に、海外向け配信を成功させるためのポイントをまとめます。
海外向けライブ配信の魅力は、国内に留まらない多くの人々との出会いや、大きな市場への挑戦にあります。今回ご紹介したように、世界展開しているアプリや、日本のカルチャーに関心が高い海外ユーザーが集まるアプリなど、選択肢は様々です。大切なのは、言葉の壁や文化の違いを恐れずに、まずは一歩を踏み出してみること。あなたの個性や、日本の魅力を武器に、世界中のファンとの交流を楽しんでみてください。
